ご挨拶
Greeting
ご挨拶
Greeting
宮司 挨拶
この沼島は、古くからおのころ島として、小さな離島でありながら、ずいぶんと栄えていたと聞き及びます。沼島は古事記・日本書紀にも、国生みの親里となった島として、言い伝えられてきています。 沼島の人々は、そのことを誇りとして、長く文化や歴史を繋いできました。
そして今もなお、その歴史を大切にした祭事が脈々と受け継がれてきています。
令和五年十一月一日より、体調を崩した宮司(実父)に変わり、十五代宮司を務めさせていただいております。
今、私たちの生活はデジタル化、AIの時代へと発展してきて、その変化のスピードについていくのに、人が追われている時代になっています。
そのスピードを強いられる生活の中で、いつしかご先祖様や神様に手を合わせる時間すら、削られ、忘れ去られていった現状があります。
では、なぜ私たち日本人は手を合わせる時間「祈り」の時間を大切にしてきたのでしょうか?
私は、この「祈り」の時間こそ、平和に生きていくための時間ではなかったかと思うのです。
なぜなら、神様に手を合わせる時間は、「自分のこと」を見ているからです。いえ、神様に見せられているからです。たとえ人のことを祈ったとしても。
私たちは生涯を通して、内省し、自分自身を変化させ、成長していくために「祈り」の時間を大切にしてきました。
今のこの時代だからこそ、「祈り」の時間を取り戻してみませんか?
沼島八幡神社では、お祓いをさせていただき、幣殿にて静かにお祈りの時間を過ごしていただくことができます。 心洗われる爽やかな風に身を任せながら、「祈り」の時間を体感してみてください。 令和六年三月吉日 宮司 市原 愛
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